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マーケティングの勉強をしていく中で「返報性の原理」という言葉を聞いたことはありますか?
返報性の原理とは、簡単に言うと「人は他の人から何かをしてもらったら、お返しをしたくなる」という心理的な傾向を指します。
返報性の原理を理解し使いこなすことで、マーケティングも上手になり、良い人間関係も築くことができます。
ぜひ最後までご覧いただき、ご活用ください!
返報性の原理とは?
分かりやすく解説!
冒頭でもお伝えしたとおり「人は他の人から何かをしてもらったら、お返しをしたくなる」という心理的な傾向のことで、これは日常生活の中でよく見られる現象です。
あなたがもし友達にプレゼントをもらったら、何かお返しがしたいと考えますよね?
これが返報性の原理です。
そして、この原理はビジネスの場面でもよく使われます。
例えば、お店で配られる無料の試供品もその1つです。
無料で試供品を受け取った人は、何かお返しをしたいという気持ちが生まれ、そのお返しとして商品を買うという行動に行動に繋がる事があります。
要するに、返報性の原理は「親切や恩に対して返したくなる気持ち」を表していて、ビジネスや人間関係を築く上で非常に大切なものです。
返報性の原理の4つの種類
贈り物の返報
返報性の原理には4つの種類があります。
まず1つ目は贈り物の返報です。
例えばあなたが誕生日に友達からプレゼントをもらった場合、友達の誕生日が近づいたら自分も誕生日プレゼントを渡そうと考えるのではないでしょうか?
これが贈り物の返報と呼ばれる現象で、人は誰かから贈り物や恩を受け取ると、無意識にその相手に対してお返しをしようとします。
好意の返報
もし、あなたの仕事を会社の同僚が自分の仕事を手伝ってくれたとしたら、その同僚が困っているときに「今度は自分が手伝わなきゃ」と考えるのではないでしょうか?
これは、好意の返報です。
親切を受けたら、それを返そうとするのは人間の自然な反応です。
また、相手に好きになってもらいたい場合、まず自分から好きになることで、相手から好意の返報を受けることもできます。
サービスの返報
ビジネスの場面でも返報性の原理はよく使われます。
例えばお店で服を買うときに、店員さんが丁寧に接客をしてくれたら、またそのお店で買い物がしたいと感じるでしょう。
購入する予定でなかったものまで購入に繋がる事だってあります。
また、お店で無料の試供品を配布したら、試供品を受け取った人はお礼に何か買いたという気持ちになり、購入に繋がります。
これがサービスの返報です。
悪意の返報
返報性の原理は悪い方にも働きます。
もし、誰かがあなたに嫌なことをした場合、つい自分も嫌なことをし返してやろうという気持ちになりませんか?
これが悪意の返報です。
良い人間関係を築くには、このような感情に流されないようにする事が大切ですが、このような心理は働いてしまいます。
返報性の原理を活用する際に注意すること
見返りを求めてしまうと逆効果
返報性の原理を活用する際に注意しなくてはいけないポイントがあります。
1番大事なポイントは相手に見返りを求めないということです。
見返りを求められていることを感じさせてしまうと、相手はあなたと関わりたくなくなり、人がどんどん離れていきます。
ギブ&テイクという言葉がありますが、ビジネスや人間関係においては、ギブ&ギブのスタンスでいるのがちょうど良いです。
このスタンスでいることによって、結果、返報性の原理がうまく働き、ギブ&テイクが成り立ちます。
最後に
いかがでしたでしょうか?
このブログでは何度も見返りを求めない無償奉仕が大切!とお伝えしていますが、それは返報性の原理が働くからです。
そして、返報性の原理は、ビジネスだけでなく人間関係にも活用する事ができます。
うまく活用して、ぜひあなたの生活に役立ててください!
最後までお読みくださりありがとうございました!