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【GDTの法則とは?】何でも売れてしまうライティングの基礎②

あいこ
あいこ
こんにちは。あいこです。
WEBスキルの0のミュージシャンがWEBを活用して音楽で月に30万円を稼げるようになるまでの道のりを発信しています

・せっかく作った自分の商品やサービスの売れ行きがあまりよくない
・ネットを使ったら売れると聞いたけど、そのような様子は全くない

もし、あなたが作った渾身の商品やサービスが売れないとしたら、それは言葉を使いこなせていないからかもしれません。

私たちは小さい頃から言葉を使って生活をしていますが”使いこなしては”いません。

人を動かすためにはコピーライティングを学ぶことが必要です。

前回は、QUESTフォーミュラという技法をお伝えしました。

このQUESTフォーミュラを使いこなすだけでもサービスの売れ行きが変わりますが、今回はこの効果を更に高める『GDTの法則』についてお伝えしたいと思います。

人の欲望を刺激する『GDTの法則』とは?

QUESTフォーミュラのおさらい

GDTの法則についてお話しする前に、QUESTフォーミュラについてを簡単におさらいしたいと思います。

QUESTフォーミュラ

Qualify(興味付け)
Understand(理解)
Educate(教育)
Stimulate(刺激)
Transition(行動)
これらの頭文字をとったもの

そしてこの中で一番大切なものはQualify(興味付け)です。

この興味付けの段階で今からお伝えする『GDTの法則』を使うと、より強力に人を惹きつけることができますし、文章の中に入れることでより人の購買意欲を刺激する文章になります。

GDTの法則とは?

人の購買欲求をくすぐることは、人の欲求をくすぐることと同じです。

そして、今回お伝えする『GDTの法則』は人の欲求を表したものです。

GDTの法則

Goal(目標)
Desire(欲望)
Teaser(本性)

これらの頭文字をつなげて『GDTの法則』と呼ばれています。

そしてこの欲求は下に行けば行くほど強くなります。

それでは一つずつ見ていきましょう。

Goal(目標)

人は時間をかけず、努力せず、お金を使わずに何かを得たいという生き物です。

もしあなたが、ダイエットがしたいと思っていて、『飲むだけで痩せるサプリ500円』と書いてある広告を見つけたとしましょう。

・本当に痩せるの?
・もし痩せるなら安すぎるし、怪しい成分が入っているんじゃないの?

このように考えながらも、気になってしまうのではないでしょうか?

これは、『飲むだけで痩せる』という言葉が『努力をしない』をくすぐり、『500円』という価格設定が、『お金をかけない』という欲求をくすぐっているからです。

また、『毎日スマホで1分作業をするだけで、月収30万円』という、詐欺広告があったとします。

この広告も、努力せずお金を得たいという欲求をくすぐっていて、ついつい購入してしまう人が一定数います。

これがGDTの法則の最初の欲求、『Goal(目標)』です。

活用方法例

『時間をかけず、努力せず、お金がかからない』ということ、文章のタイトルに入れることで強く興味付けすることができます

Desire(欲望)

次にDesire(欲求)についてお伝えします。

人は、モテたい(愛されたい)、人から承認されたい、快適でありたい(悩みから解放されたい)という生き物です。

そして、これらはGoalの欲求(時間、努力、お金をかけない)よりも強い欲求です。

例えば、キャバクラはチヤホヤしてもらえたり承認欲求を満たすことのできる場ですが、1時間1万円したとしても迷わず払うと思います。

先ほどのGoalでの例であげた、『飲むだけで痩せるサプリ500円』は迷いが生じると思いますが、Desireの欲求は金額が上がっているにも関わらず迷わないのではないでしょうか?

『インスタ映えしたい』も、インスタでいいねをもらって『承認欲求を満たしたい』と言い換えることができます。

世の中にサービスを提供する側(仕掛ける側)は、人が何に欲求を感じ突き動かされているかを理解する必要があります。

Teaser(本性)

最後にGDTの法則の中で一番強い欲求、Teaser(本性)についてお伝えしたいと思います。

人は、希少性のあるもの、好奇心を掻き立てられるもの(ギャップ)、反社会性に惹かれる生き物です

例えば、『最近時計買ったんだけど見ない?』と言われるより『世界で5台しか生産されていない時計があるんだけど見ない?』と言われた方が興味をそそられないでしょうか?

単に売れなかっただけかもしれませんが、希少性を感じ、興味をそそられます。

また、『ビリギャル』と呼ばれた、『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』という本を覚えていますでしょうか?

この本はたまたま売れたわけではなく、ギャップが人の興味を刺激し大ヒットしました。

そして、人はダメと言われたものに対して手を出したくなる生き物です。

例えば、中高生でタバコを吸ってしまう子供は、反社会性を刺激され手を出してしまいます。

もし『中高生もタバコを吸っても良い』と言われれば、吸う人はあまりいないのではないでしょうか?

Teaserの欲求は、人間として、動物としてのさがで、逃れることができない、強い欲求です。

活用方法例

・今から30分間のみ販売します
・限定○個
など、QUESTフォーミュラのTransition(行動)の部分で使うと行動を後押ししてくれます

最後に

購買意欲を刺激することは人の欲求を刺激することと同じです。

このGDTの法則を理解することによって、サービスを仕掛ける時にも役立ちますし、自分自身が騙されにくくもなります。

あなたのビジネスにぜひ活用してみてください。

最後までお読みくださりありがとうございました!