ここ数回に渡り、さまざまなコピーライティングの基礎的な技法をお伝えしてきました。
そして、今回は『インサイト』についてお伝えします。
この技法は他のライティング技法に比べると難易度が高いですが、使いこなすことで人の心をグッと刺すような、より人を惹きつける魅力的な文章になります。
ぜひ最後までお読みいただき、あなたのビジネスに活用してみてください。
インサイトを活用して人の心をグッと惹きつけよう!
インサイトとは?
インサイトとは、読み手が知らなかった新事実や、本人も自覚していない心の奥の本音、本心のことです。
今までお伝えしてきたQUESTフォーミュラやGDTの法則を使えば、それなりのセールスライティングにはなりますが、ここにインサイトを組み込むことによって『購買意欲のツボ』を刺激することができ、これが最後の1押しとなって、どんな商品やサービスも驚くほど売れてしまうようになります。
なぜインサイトを混ぜると購買意欲が刺激されるのか?
人は自分が知らない話に興味が湧く生き物です。
そのためインサイトを混ぜ、相手の知らない情報を提供することで、相手がこちらの提案をもっと聞きたいと思うようになります。
【例文】
あなたが痩せられない、ダイエットに成功しないのは、実はあなたのせいではありません。
それは、あなたの腸の中に『痩せ菌』がいない、または少ないからです。
この『痩せ菌』は腸内細菌の1つで、短鎖脂肪酸を生成します。
この短鎖脂肪酸が太りにくい身体にしてくれたり、エネルギーの消費を促したりしてくれるのです。
そして残念なことに、この『痩せ菌』は食べ物から摂取することがほとんどできません。
ですが安心してください。このサプリメントを摂取していただくと、痩せ菌を効率的に体内に生成することができるのです。
この例文は『痩せ菌』と言う新事実(=インサイト)を混ぜて作成しました。
このように読み手が考えてもみなかった新事実や隠れた本音、本心を混ぜてあげることによって、信頼感が一気に増し、より商品やサービスが売れやすくなるのです。
最後に
これまでの記事で、ほとんどのコピーライティングの基礎を網羅しました。
・QUESTフォーミュラ
・GDTの法則
・共感ライティング
・PREPの法則
・インサイト
インサイトを使いこなして文章の中に入れることができれば、初心者コピーライターを抜け出したと言っても良いのではないでしょうか?
そしてその後、時代のトレンドを見ながら文章を書く数をこなし、実際に書いた文章を分析しながら試行錯誤していくことで、上級レベルに到達することができます。
是非あなたのビジネス活動にも役立ててください!
最後までお読みくださりありがとうございました。