ビジネスマインド

【PREPの法則】「話を聞いてもらえない」を解決する話し方の基礎

あいこ
あいこ
こんにちは。あいこです。このブログは音楽家のためのビジネスで役立つスキルやWEBの活用術をお伝えしています

今日は『PREPの法則』についてお伝えします。

突然ですが、あなたは「自分の話を聞いてもらえない」と悩んだことはないですか?

・一生懸命話しているのに、相手が真剣に話を聞いてくれない
・「結局何が言いたいの?」と言われた
・話しているうちに何を言いたいのか自分でも分からなくなる

これらの悩み、実は私がずっと抱えていた悩みです。

ですが、ある法則を学び、その法則を実践していくことで少しずつ改善していきました。

それが『PREPの法則』です。

この法則は、ビジネス現場でのコミュニケーションだけではなく、セールスライティングにも役立つものです。

前回まででお伝えしているQUESTフォーミュラの中では、特にEducation(教育)の中に組み込んでいただくと、より分かりやすい文章になります。

ぜひ最後までご覧ください!

PREPの法則を活用しよう!

PREPの法則とは?

PREPの法則とは、プレゼンテーションやスピーチ、文章作成などで使われる、効果的な情報伝達のフレームワーク(枠組み)のことです。

具体的にはこのような順番で文章を組み立てていきます。

PREPの法則

Point(結論)
Reason(理由)
Example(事例)
Point(結論)
この頭文字をとったものが『PREPの法則』です

1つずつみていきましょう。

  1. Point(結論): まず最初に、伝えたい結論を簡潔に述べます。
    相手が最初に結論を先に理解することによって、この後の話を聞いてもらいやすくなります。
  2. Reason(理由): 次に、結論を裏付ける理由や根拠を伝えます。
    なぜその結論に至ったのかを説明することで、相手の納得を得られます。
  3. Example(事例): その理由を具体的な例を用いて補強します。
    例を挙げることで、抽象的な主張がより具体的で理解しやすくなります。
  4. Point(ポイント): 最後に、再度結論を伝えます。
    これにより、相手に最終的に理解すべきことが明確になります。

セールスライティングで活用する場合は、QUESTフォーミュラの中のEducation(教育)の部分でPREPの法則を使うことで、読み手に商品の良さを分かりやすく伝えることができます。

PREPの法則を用いた例文

PREPの法則を使って、例文を作成してみました。

【例文】
(P)
音楽家にとって毎日練習をすることは必要不可欠です。
(R)技術は1日で習得できるものではないし、音楽は終わりのない芸術だからです。
(E)何年も前から練習をしている曲も、年齢を重ねたり、さまざまな経験を得て曲の解釈が変わり、その解釈を音に出せるように、また練習を重ねますよね?
(P)このことから、音楽家にとって毎日練習することは必要不可欠なのです。

このように文章を構成することによって、相手に結論が伝わり、話を聞いてもらえるようになります。

「結論から言うと」と話し始めるとビジネスがうまくいく

現代人はせっかちなため、人の話を聞く時に常に「結論はなんだ?」と考えながら聞いています。

その結果、どんなに一生懸命話しても話を聞いてもらえないという状況になります。

PREPの法則に基づき最初に結論を伝えることにより、相手が勝手に頭で考える状態を防ぐことができ、その上で、理由、事例、再び結論を伝えることで、スッと相手の頭に話が入るようになります。

文章でも会話でも、この順番を守ることで自分の提案を受け入れてもらえるようになり、ビジネスがうまくいくようになります。

オススメは普段から「結論から言うと」と言って話始めることです。

これを習慣化させることで、分かりやすく話をすることが出来ます。

最後に

いかがでしたでしょうか?

日頃からPREPの法則を取り入れることで、ビジネスの現場でのコミュニケーションスキルが上がり、相手があなたの提案を受け入れやすくなります

ぜひ取り入れて活用してみてください。

最後までお読みくださりありがとうございました。